2005年 08月 29日
猫ラーメンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! |
営業中にも関わらず!?店のソファーでアグラまでかいて、自分のPCを持ち出しNetまでしちゃってるクツロギ・モード100%の画像の男の名は"猫男爵"こと「新井健くん」である。
猫男爵(新井ちゃん)に関しては、8月24日付の日記でも触れた通り、プロデューサーでスタジオ・ミュージシャンの「佐橋佳幸さん」の元.アシスタントである。
昨年の12月で佐橋さんのとこを卒業し、現在はスキマスイッチのサポート・ギタリストとして夏のフェスティバル出演や、秋から始まるコンサート・ツアーに向けて忙しい日々を送っている。
因に、昨日の日記に御登場頂いた「野辺剛正さん」を御紹介してくれたのも新井ちゃんである。
"猫男爵"とは、師匠(佐橋さん)が「山弦」という名で2人組のギター・ユニットでの活動もしており、その師匠の相方のギタリスト・小倉博和さんから命名されたあだ名である。
そしてスキマスイッチの現場では、無類のラーメン好きが幸じて、"ラーメン"という直球のあだ名まで付いた。
最近では、"猫男爵"やら"ラーメン"やらで呼名がややこしいので、僕らは陰で"猫ラーメン"(うん、マズそ〜ッ!)と呼んでいる(笑)
そんな猫ラーメン、昨日はスキマスイッチが出演したTSS 30th ANNIVERSARY SOUND MARINA 2005という広島で行われたイベントの帰りで、羽田空港から直行で立ち寄ってくれた。
以前から予約を受けていたCouchのStrap(赤×水色)を購入するために、旅帰りにワザワザ寄ってくれたのダ。
猫ラーメンが来るとついつい話込んでしまい、昨夜は早々、まだ営業中にも関わらずPM7頃から缶ビールやら缶チューハイ&つまみを呑み喰いし始め、結局、気が付いたらPM11:30まで店で呑んでいた(笑)
あ!話は横道に反れますが、皆さん、缶チューハイって、(1部の商品ですが)焼酎で割ってるんじゃなく、ウォッカで割られている事実って…御存知でしたか?
昨日筆者が呑んでたキリンの缶チューハイ(レモン)もウォッカで割られてて、アルコール度数も高く、なんなら商品名を「缶ウォッカハイ」に変えればイイのに?と思う、今日この頃なのである。
で、猫ラーメン、佐橋さんの下に丸4年付いていたため、佐橋さんを含めた彼との思い出はヒトシオである。
レーシング・チームで例えるなら、レーサーの佐橋さんに対し、猫ラーメンや僕らはピットに陣取るテック・チームみたいなもので、言うなれば"TEAM SAHASHI(仮定)"なのダっ!(笑)
ココで猫ラーメンが絡んだ思い出深いエピソードを幾つか紹介すると…
◆佐橋さんが参加された、一昨年の松たか子さんのコンサート・ツアー@宮城(仙台)での出来事。
Live本番中に、その時使用してた黒いGibson Les Paul Customのストラップを止めているピンが木部劣化のため抜け、ギターが落ちそうになった。その際、ツアー・スタッフの大山さんがパッ!とギターを受け止め、その夜の公演は無事に済んだのだが、次の日は埼玉(大宮)でのLive、メンバーや楽器類は仙台から直で大宮に乗込むとの事だった。
で、仙台でのLiveの夜、猫ラーメンから電話が掛かって来た。
「どうやら今夜のLive中に、ウチの師匠のLes Paulのストラップ・ピンが抜け落ちてしまったらしく、楽器を受取り店に持って行く時間が無いので、一緒に大宮ソニックまで行って、その場で直して欲しい。」との内容だった。
翌日、猫ラーメンの運転する車で筆者は大宮ソニックへ向かった。
楽屋では、既に僕らがリスペクトする名ローディー・アツシさん(松さん現場の佐橋さん付)が、Les Paulに対して応急処置を済ませたとこだった。
一応、僕も見せてもらい、ギターに問題が無いのをチェックした後、佐橋さんが到着した。
ついでに他の使用ギターもチェックしてもらいたいとの事で、現場で気になるギターのネック&弦高調整作業をしていたら、鍵盤担当のkyOnさんが現れた。
普通に「おはようございます。」と僕が言うと、kyOnさんも通り過ぎざまにチラ見して「おはようございます。」と返してくれ、顔が正面を向きかけたその瞬間!おっきくkyOnさんは振り返り…「何でココにおんの!?」…その場に居た皆が爆笑だった!
そうココは東京から近いと言っても埼玉!流石に距離はある。
コンサート・スタッフでもない僕が、都内でのリハ中ならともかく、地方のコンサート会場に現れ楽器を調整してる事に驚いた様子だった!
スタッフ(楽器チーム)の皆さんからは、
「普通はココまで来た上に、今日使うギターをこの場で修理してくれる楽器屋さんなんて居ないよ!」と、喜んでいいのか?哀しんでいいのか?分からない様な誉め方をされた (*´д`;)
思いの他、作業が早く終ってしまったので、猫ラーメンと筆者はお弁当を頂き、東京へトンボ帰りをした。
車で片道1時間、計.2時間のドライヴ。車中は色んな現場での裏話で盛り上がった。
◆一昨年の山弦コンサート・ツアー@横浜での出来事。
猫ラーメンから昼過ぎに当店へ電話が掛かって来た。
「師匠がこのツアーで使ってるウクレレの各弦のピックアップの音量バランスがおかしいんですよ。で、今日の本番で使うんですがぁ…リハ中に直してもらう事って出来ますかぁ?」との内容。
ピエゾ・ピックアップの音量バランスを取るのがどれだけシビアで時間の掛かる作業(通常は2〜3日掛け、店で作業をする)か知ってる猫ラーメンからは、申し訳ないオーラが伝わってき…筆者も本番を無事楽しく済ませて欲しいと感じたので快く横浜へ向かった。
筆者が到着した時点で、既に会場内ではリハが始まっていた。
山弦のアコギが大音量で鳴り響く会場内、ライヴ・ハウスのため、作業の出来そうな広さの楽屋はなく、仕方なしに山弦の生演奏(リハ)を聴きながら、皆から数メートル離れた近い場所で作業を始めた。
上記の通り、非常にシビアな作業ゆえ、本来なら、そのウクレレの音だけチェック出来る静かな場所で作業を遂行しないといけない。がッ!?…しかし!…この場は、山弦のお2人が弾く音色とライヴ・ハウスという小屋の環境で爆音である(涙)
会場の外では、今日のLiveを観に来た人達が既に列を作っているので、外で作業をする訳にもいかず…
僕は即、猫ラーメンに相談し、余ってたヤマハのAGストンプを借りた。それだけじゃ細かい音はチェック出来ないんで、ライヴ・ハウス側で貸してくれたヘッド・フォンを繋ぎ作業を開始しようとした。がッ!?…しかし!…ヘッド・フォンの線が短い(涙)
チェックしようとすると、ウクレレを抱えたまま前屈の姿勢になる。情けない姿だけど、作業を遂行するために必死な僕…その姿を見てた猫ラーメンは大爆笑だった。
僕はそんな猫ラーメンを見て、他人事ってなんてスバラスゥィ〜事なんだろぅと恨んだ(笑)
その後、作業を進めるも、ヘッド・フォンを突き破る山弦の生音がこだまし、思う様に作業が進まない…
その内、ウクレレを使う曲の順番が来た。
焦る筆者。ステージ上からはマイクを使い「○○くん(←筆者)待ちデ〜ス!」と茶化す佐橋さん。
追われる立場で焦る筆者。
結局、最終的には何とか上手く仕上ったんですけど、その時点ではもう開場され、お客さんが中に入り始めた頃だった。
いやぁ〜…あん時ゃぁ、冷や汗タラッタラで焦ったぁ〜(;´_`;)
◆あれは忘れもしない2004年1月5日。当店の新年営業開始日だった。
それともう1つ、山弦のニュー・アルバム(後に、Island madeとして発売)用のレコーディングが始まる日でもあった。
朝から、何か予感は有った………そして、それは的中した!
お昼を過ぎて直の頃、1本の電話が掛かって来た。
電話の主は猫ラーメン…じゃなく、小倉さんアシスタントの藤本くんだった。
「ウチの小倉がTaylorを持ってまして、その弦高が下がるんなら、今日の山弦のRec.で試してみたいとの事なんですが、Rec.開始が13時からで、そちらへ持って行けそうにもないんですがぁ〜…スタジオまで来てもらっちゃったりぃ〜…してもらっちゃってもイイでしょーかぁ〜。」との内容だった。
Rec.のスタジオは当店からそう離れてもいないし、ヘタすりゃ歩きでも行ける距離だったので、取合えず工具持参で伺ってみた。
着いてから直ぐに、スタジオ1Fの食堂部分を借りて、工具を広げ作業を開始した。
で、"朝の予感"はそれだけじゃなかった…
着いたとたん、小倉さんの1本(Taylor)って言ってた物がぁ…山弦のお2人が現れると、「ようこそ!」とばかりに、小倉さんと佐橋さんのギターを合わせ、それが2本になり…3本となり…
僕が作業してる脇で、猫ラーメンや藤本くんがそれぞれの師匠のギターを待ち、作業の順番待ちをしている。
で、作業が終ると、そのまんま2Fで行われているRec.で使うという繰返しで作業は進んでいった。
まさしくその場は、サイケデリズム仮出張店舗と化した。
チョットでも作業が遅れれば、2Fから佐橋さんや小倉さんが現れ「まだぁ〜?」と声を掛けられる( ̄ロ ̄lll)
その内、順番の列に佐橋さんや小倉さんがギターを持ち並び、筆者を茶化す。
この日作業をした本数は既に9本目に突入してる時、佐橋さんが2Fから降りて来て…
「○○くん(←筆者)、今日のRec.終ったヨ〜。」と一言。
僕は「えぇぇぇ〜ッ!?まだ作業中なんですけどぉ?」と返すと、
佐橋さんは「ん?じゃあ、明日までの宿題ねぇ〜。お疲れぇ〜!」と言い残し帰って行った・・・
"え?…明日も僕はココへ来るの???"
時計を見ると夜の9時前。
年始1発目の営業日、その日僕は店で過ごす事は無かった。。。(笑)
最終的にこのレコーディング中は、1日置きくらいにスタジオへ顔を出してはギターの調整、顔を出してはギターの調整という日々を過ごした。
最初の内は、関係スタッフ&マネージャーさんも含め「大変ですねぇ。」って言われてたのが、「明日も来るんでしょ?」に変わり、山弦のお2人からは、「色々とゴメンね。」が「じゃ、また明日。」…最終的には「来るの遅いよ!」に変った(笑)
1日置きに現場へ出社!?してた僕は、小倉さんに冗談混じりで「ここへ毎日の様に来て作業をしてるんで、じゃあ、そろそろ僕も山弦のメンバーに入れて下さいよぉ〜。」と言ってみた事があった。
そしたら小倉さん「イイよ〜!…その代わりぃ、工具持ってる時だけなぁ〜。」との返答だった _| ̄|○
1枚も2枚もウワテである・・・因に、佐橋さんからは今だにメンバー参加の許可を頂いてない(笑)
思い出せばキリがない!
ココらで書くのをヤメないと、ズ〜〜〜っと長くなりそうなのでヤメときます(笑)
とにかく、そんな裏方に徹してた猫ラーメンが、今、ステージ上でギタリストとして輝いて☆いる。
僕らは"それが嬉しくて"、昨日は深酒をした。
今日は心なしか?毛穴から出る汗もアルコール臭い様に感じる。
昨夜はとってもイイ夜だった (^_^)v
猫男爵(新井ちゃん)に関しては、8月24日付の日記でも触れた通り、プロデューサーでスタジオ・ミュージシャンの「佐橋佳幸さん」の元.アシスタントである。
昨年の12月で佐橋さんのとこを卒業し、現在はスキマスイッチのサポート・ギタリストとして夏のフェスティバル出演や、秋から始まるコンサート・ツアーに向けて忙しい日々を送っている。
因に、昨日の日記に御登場頂いた「野辺剛正さん」を御紹介してくれたのも新井ちゃんである。
"猫男爵"とは、師匠(佐橋さん)が「山弦」という名で2人組のギター・ユニットでの活動もしており、その師匠の相方のギタリスト・小倉博和さんから命名されたあだ名である。
そしてスキマスイッチの現場では、無類のラーメン好きが幸じて、"ラーメン"という直球のあだ名まで付いた。
最近では、"猫男爵"やら"ラーメン"やらで呼名がややこしいので、僕らは陰で"猫ラーメン"(うん、マズそ〜ッ!)と呼んでいる(笑)
そんな猫ラーメン、昨日はスキマスイッチが出演したTSS 30th ANNIVERSARY SOUND MARINA 2005という広島で行われたイベントの帰りで、羽田空港から直行で立ち寄ってくれた。
以前から予約を受けていたCouchのStrap(赤×水色)を購入するために、旅帰りにワザワザ寄ってくれたのダ。
猫ラーメンが来るとついつい話込んでしまい、昨夜は早々、まだ営業中にも関わらずPM7頃から缶ビールやら缶チューハイ&つまみを呑み喰いし始め、結局、気が付いたらPM11:30まで店で呑んでいた(笑)
あ!話は横道に反れますが、皆さん、缶チューハイって、(1部の商品ですが)焼酎で割ってるんじゃなく、ウォッカで割られている事実って…御存知でしたか?
昨日筆者が呑んでたキリンの缶チューハイ(レモン)もウォッカで割られてて、アルコール度数も高く、なんなら商品名を「缶ウォッカハイ」に変えればイイのに?と思う、今日この頃なのである。
で、猫ラーメン、佐橋さんの下に丸4年付いていたため、佐橋さんを含めた彼との思い出はヒトシオである。
レーシング・チームで例えるなら、レーサーの佐橋さんに対し、猫ラーメンや僕らはピットに陣取るテック・チームみたいなもので、言うなれば"TEAM SAHASHI(仮定)"なのダっ!(笑)
ココで猫ラーメンが絡んだ思い出深いエピソードを幾つか紹介すると…
◆佐橋さんが参加された、一昨年の松たか子さんのコンサート・ツアー@宮城(仙台)での出来事。
Live本番中に、その時使用してた黒いGibson Les Paul Customのストラップを止めているピンが木部劣化のため抜け、ギターが落ちそうになった。その際、ツアー・スタッフの大山さんがパッ!とギターを受け止め、その夜の公演は無事に済んだのだが、次の日は埼玉(大宮)でのLive、メンバーや楽器類は仙台から直で大宮に乗込むとの事だった。
で、仙台でのLiveの夜、猫ラーメンから電話が掛かって来た。
「どうやら今夜のLive中に、ウチの師匠のLes Paulのストラップ・ピンが抜け落ちてしまったらしく、楽器を受取り店に持って行く時間が無いので、一緒に大宮ソニックまで行って、その場で直して欲しい。」との内容だった。
翌日、猫ラーメンの運転する車で筆者は大宮ソニックへ向かった。
楽屋では、既に僕らがリスペクトする名ローディー・アツシさん(松さん現場の佐橋さん付)が、Les Paulに対して応急処置を済ませたとこだった。
一応、僕も見せてもらい、ギターに問題が無いのをチェックした後、佐橋さんが到着した。
ついでに他の使用ギターもチェックしてもらいたいとの事で、現場で気になるギターのネック&弦高調整作業をしていたら、鍵盤担当のkyOnさんが現れた。
普通に「おはようございます。」と僕が言うと、kyOnさんも通り過ぎざまにチラ見して「おはようございます。」と返してくれ、顔が正面を向きかけたその瞬間!おっきくkyOnさんは振り返り…「何でココにおんの!?」…その場に居た皆が爆笑だった!
そうココは東京から近いと言っても埼玉!流石に距離はある。
コンサート・スタッフでもない僕が、都内でのリハ中ならともかく、地方のコンサート会場に現れ楽器を調整してる事に驚いた様子だった!
スタッフ(楽器チーム)の皆さんからは、
「普通はココまで来た上に、今日使うギターをこの場で修理してくれる楽器屋さんなんて居ないよ!」と、喜んでいいのか?哀しんでいいのか?分からない様な誉め方をされた (*´д`;)
思いの他、作業が早く終ってしまったので、猫ラーメンと筆者はお弁当を頂き、東京へトンボ帰りをした。
車で片道1時間、計.2時間のドライヴ。車中は色んな現場での裏話で盛り上がった。
◆一昨年の山弦コンサート・ツアー@横浜での出来事。
猫ラーメンから昼過ぎに当店へ電話が掛かって来た。
「師匠がこのツアーで使ってるウクレレの各弦のピックアップの音量バランスがおかしいんですよ。で、今日の本番で使うんですがぁ…リハ中に直してもらう事って出来ますかぁ?」との内容。
ピエゾ・ピックアップの音量バランスを取るのがどれだけシビアで時間の掛かる作業(通常は2〜3日掛け、店で作業をする)か知ってる猫ラーメンからは、申し訳ないオーラが伝わってき…筆者も本番を無事楽しく済ませて欲しいと感じたので快く横浜へ向かった。
筆者が到着した時点で、既に会場内ではリハが始まっていた。
山弦のアコギが大音量で鳴り響く会場内、ライヴ・ハウスのため、作業の出来そうな広さの楽屋はなく、仕方なしに山弦の生演奏(リハ)を聴きながら、皆から数メートル離れた近い場所で作業を始めた。
上記の通り、非常にシビアな作業ゆえ、本来なら、そのウクレレの音だけチェック出来る静かな場所で作業を遂行しないといけない。がッ!?…しかし!…この場は、山弦のお2人が弾く音色とライヴ・ハウスという小屋の環境で爆音である(涙)
会場の外では、今日のLiveを観に来た人達が既に列を作っているので、外で作業をする訳にもいかず…
僕は即、猫ラーメンに相談し、余ってたヤマハのAGストンプを借りた。それだけじゃ細かい音はチェック出来ないんで、ライヴ・ハウス側で貸してくれたヘッド・フォンを繋ぎ作業を開始しようとした。がッ!?…しかし!…ヘッド・フォンの線が短い(涙)
チェックしようとすると、ウクレレを抱えたまま前屈の姿勢になる。情けない姿だけど、作業を遂行するために必死な僕…その姿を見てた猫ラーメンは大爆笑だった。
僕はそんな猫ラーメンを見て、他人事ってなんてスバラスゥィ〜事なんだろぅと恨んだ(笑)
その後、作業を進めるも、ヘッド・フォンを突き破る山弦の生音がこだまし、思う様に作業が進まない…
その内、ウクレレを使う曲の順番が来た。
焦る筆者。ステージ上からはマイクを使い「○○くん(←筆者)待ちデ〜ス!」と茶化す佐橋さん。
追われる立場で焦る筆者。
結局、最終的には何とか上手く仕上ったんですけど、その時点ではもう開場され、お客さんが中に入り始めた頃だった。
いやぁ〜…あん時ゃぁ、冷や汗タラッタラで焦ったぁ〜(;´_`;)
◆あれは忘れもしない2004年1月5日。当店の新年営業開始日だった。
それともう1つ、山弦のニュー・アルバム(後に、Island madeとして発売)用のレコーディングが始まる日でもあった。
朝から、何か予感は有った………そして、それは的中した!
お昼を過ぎて直の頃、1本の電話が掛かって来た。
電話の主は猫ラーメン…じゃなく、小倉さんアシスタントの藤本くんだった。
「ウチの小倉がTaylorを持ってまして、その弦高が下がるんなら、今日の山弦のRec.で試してみたいとの事なんですが、Rec.開始が13時からで、そちらへ持って行けそうにもないんですがぁ〜…スタジオまで来てもらっちゃったりぃ〜…してもらっちゃってもイイでしょーかぁ〜。」との内容だった。
Rec.のスタジオは当店からそう離れてもいないし、ヘタすりゃ歩きでも行ける距離だったので、取合えず工具持参で伺ってみた。
着いてから直ぐに、スタジオ1Fの食堂部分を借りて、工具を広げ作業を開始した。
で、"朝の予感"はそれだけじゃなかった…
着いたとたん、小倉さんの1本(Taylor)って言ってた物がぁ…山弦のお2人が現れると、「ようこそ!」とばかりに、小倉さんと佐橋さんのギターを合わせ、それが2本になり…3本となり…
僕が作業してる脇で、猫ラーメンや藤本くんがそれぞれの師匠のギターを待ち、作業の順番待ちをしている。
で、作業が終ると、そのまんま2Fで行われているRec.で使うという繰返しで作業は進んでいった。
まさしくその場は、サイケデリズム仮出張店舗と化した。
チョットでも作業が遅れれば、2Fから佐橋さんや小倉さんが現れ「まだぁ〜?」と声を掛けられる( ̄ロ ̄lll)
その内、順番の列に佐橋さんや小倉さんがギターを持ち並び、筆者を茶化す。
この日作業をした本数は既に9本目に突入してる時、佐橋さんが2Fから降りて来て…
「○○くん(←筆者)、今日のRec.終ったヨ〜。」と一言。
僕は「えぇぇぇ〜ッ!?まだ作業中なんですけどぉ?」と返すと、
佐橋さんは「ん?じゃあ、明日までの宿題ねぇ〜。お疲れぇ〜!」と言い残し帰って行った・・・
"え?…明日も僕はココへ来るの???"
時計を見ると夜の9時前。
年始1発目の営業日、その日僕は店で過ごす事は無かった。。。(笑)
最終的にこのレコーディング中は、1日置きくらいにスタジオへ顔を出してはギターの調整、顔を出してはギターの調整という日々を過ごした。
最初の内は、関係スタッフ&マネージャーさんも含め「大変ですねぇ。」って言われてたのが、「明日も来るんでしょ?」に変わり、山弦のお2人からは、「色々とゴメンね。」が「じゃ、また明日。」…最終的には「来るの遅いよ!」に変った(笑)
1日置きに現場へ出社!?してた僕は、小倉さんに冗談混じりで「ここへ毎日の様に来て作業をしてるんで、じゃあ、そろそろ僕も山弦のメンバーに入れて下さいよぉ〜。」と言ってみた事があった。
そしたら小倉さん「イイよ〜!…その代わりぃ、工具持ってる時だけなぁ〜。」との返答だった _| ̄|○
1枚も2枚もウワテである・・・因に、佐橋さんからは今だにメンバー参加の許可を頂いてない(笑)
思い出せばキリがない!
ココらで書くのをヤメないと、ズ〜〜〜っと長くなりそうなのでヤメときます(笑)
とにかく、そんな裏方に徹してた猫ラーメンが、今、ステージ上でギタリストとして輝いて☆いる。
僕らは"それが嬉しくて"、昨日は深酒をした。
今日は心なしか?毛穴から出る汗もアルコール臭い様に感じる。
昨夜はとってもイイ夜だった (^_^)v
by psychederhythm
| 2005-08-29 10:17