2020年 02月 27日
Mrs. GREEN APPLE 大森さんのModerncaster T #051! |
クレジットカードにて御購入(決済)出来ます、
「通販サイトを始めました』。
内容も、今後、
徐々に充実させていけたらと思っておりますので、
皆様、是非、
御活用下さい。
それでは、
話しは変わりまして・・・・・
初めてお会いした時点で、
既に、
サイケデリズム製のギター、
「Moderncaster T」と「Standard-T」の2本を、
ご愛用下さっておりました、
「Mrs. GREEN APPLEのVo. & Gt. 大森元貴さん」。
その際、
2019年の12月から2020年の2月に掛け、
「エデンの園」と言うタイトルで…
★ 2019.12.7 (土) 神奈川 横浜アリーナ
★ 2019.12.8 (日) 神奈川 横浜アリーナ
★ 2020.1.23 (木) 愛知 ドルフィンズ アリーナ (愛知県体育館)
★ 2020.2.10 (月) 大阪 大阪城ホール
★ 2020.2.11 (火・祝) 大阪 大阪城ホール
★ 2020.2.15 (土) 東京 国立代々木競技場 第一体育館
★ 2020.2.16 (日) 東京 国立代々木競技場 第一体育館
計.7日間の「アリーナ・ツアー」を行う旨を伺い、
そのライブに向け、
新たに、サイケデリズムのギター(Moderncaster T)を、
特注で、1本製作して欲しい。
と言う考えを、お聞きしたのです。
ツアー本番までは、残り数ヶ月。
では、お互いタッグを組んで、
ご希望の1本を作りましょう!
っと言う話しで纏まり、
我々は早速、打ち合わせに入ったのです。
大森さんがご愛用になられてますウチの2本や、
過去に製作したもの、
その際に、店頭に在ったモデルなどを参考に、
あ〜でもない…こーでもない…と、
当店にて、
2時間強はディスカッションしたんじゃないでしょうか?
最終的に、
彼の拘りを詰め、纏まったのが…
ヘッド側から記載しますと、
白ツマミの多いウチのペグを、敢えてクロームで。
ロゴは、ネイビーで。
ヘッドは、マッチング。
メイプル・ネック、ローズ指板、22フレットで。
指板のRと、フレットは、Standard-Tと同様のもので。
クレイ・ドットがメインのポジション・マークを、敢えて白パールで。
ボディ材は、アルダーで。
ピックガードは、ブルー・シェル柄で。
ボディ・トップのバインディングを、層(7枚重ね)のあるカスタムで。
現在愛用しているStandard-Tに比べ、ミドルが厚く出る様に。
と、
簡単に書きますと、
この様な感じで、纏まりました。
で、直ぐ製作に取り掛かり、
塗装が完了しましたのが、2019年の11月28日(木)。
それから急いで組み込み、バランス修正をし、
完成したのが、翌2019年の11月29日(金)。
即、ご連絡をしましたら、
その日の内に、
大森さんが、Gt.若井滉斗さんと御一緒に、
引き取りの為、ご来店下さいました。
この時点で、Live本番までのリハーサルは、
残り2日間!?…っと言う、
タイトでギリッギリな中での完成!
前置きが長くなりましたが、
上記画像に写っておりますのが、
「Mrs. GREEN APPLEのVo. & Gt. 大森元貴さん」より、
オーダー頂きまして、
”1本のみ”特別製作致しました、
「Moderncaster T #051」になります。
で、今回のカラーは???
大森さんのご希望により、
「Performance White」をチョイスし、
“マッチング・ヘッド”にて、
フィニッシュ致しました。
そして、
トップに配した"カスタム・バインディング"を界に、
バック面も、大森さんのご希望により、
通常、当店で使用する色みより更に薄め(明るめ)の、
「シースルー・ライト・ブルー」にて着色してます。
それでは、ココで、
マテリアルに関する詳細を、記載しときますと.....
* Neck : 1 piece Maple
* Fingerboard : Rosewood / 300R / Dots
* Scale : Long
* Fret : Vintage Type
* Tuner : Gotoh / 6連 Kluson Type Side Hall Pegu Nickel
* Nut : Bone
* Body : Alder
* Pickup (Neck) : Porter Pickups / A90
* Pickup (Bridge) : Sigil Pickups / ’51 Tele Nocaster
* Bridge : Gotoh / BS-TC1S with Brass Slant Saddles
* Control : 1 Volume / 1 Tone / 3way Selector
* Finish : Performance White (All Urethan)
以上です。
ネックは、
Uシェイプの「メイプル」に、
ホワイト・パールのドット・ポジション・マークを入れ、
フラット貼りした、22Fの「ローズ指板」。
裏面のフィニッシュは、
「ツヤ消しナチュラル」にて仕上げてます。
ペグは、
クローム・ノブ仕様の「Gotoh 6連 Kluson Type Side Hall」を。
"Psychederhythmのロゴ"は、
「ネイビー」を選択。
ボディは、
トップ面の外周に、
レスポール・カスタムに採用する事の多い、
層(7枚重ね)のある、
カスタム・バインディング(黒/白/黒/白/黒/白/黒)を巻いた、
「アルダーの2P」を採用。
ピックガードには、
「ブルー・シェル柄」を。
Pickupsは、
ネック・ポジションに、
U.S.A.に在る「Porter Pickups」製の、
アルニコ・ポール・ピースを採用した「A90」を、
「クロームのPUカバー」と合わせ、
ブリッジ・ポジションには、
カナダに在る「Sigil Pickups」製の、
「’51 Tele Nocaster」をチョイス。
その他、
「Steel String Ferrules (ボディ裏の弦止めブッシュ)」には、
U.S.A.に在る「Callaham」の、
「Stainless Steel」製のモノを採用。
塗装は、「オール・ウレタン」にて仕上げました。
早速、
大森さん愛用の弦、
「GHS BOOMERS David Gilmour Signature 10.5 〜 50」を使用し、
レギュラー・チューニングにて設定した、
上記GuitarのPUバランスを取りつつ、
チェックを行いました。
今回、特に拘ったのが、
大森さんのご希望で、
それまで愛用されてました、当社の青いStandard-Tより、
ミドル・レンジを厚くしたい!との事で、
やり過ぎを抑え、厚くなり過ぎない程度に!?…と、
各部足し算だけでは無く、引き算もし、
設定した点ですね。
P-90タイプとしては、タイトなフロントに、
ファットなリアを組み合わせる事で、
立上がり速く!
コード弾きした際の分離良く!
肉厚で!
バランスの良い1本!に仕上がっております。
ソンナコンナで、
完成しました上記Guitarを、引き取りに来られました「大森さん」。
店頭にて、
「Gt.若井滉斗さん」と一緒に交互に持ち替え、
試奏を繰り返されました。
お2人で話されながら弾く事暫し…
「わぁ〜、いい音!」
「弾き易い!」
「狙ってた通り、モダンだね。」
「この音、●●(曲名)で使うとハマるよね。」
と、
その場で、
出音、相当気に入って頂けたご様子。
そして、持ち帰られ、
その約1週間後に始まりましたアリーナ・ツアーの初日、
「2019.12.7(土) 横浜アリーナ公演」にお招きを受け、
観に行って参りました。
すると、
その日の1曲目「インフェルノ」から、イキナリ!
白い「Moderncaster T #051」を抱えた大森さんがステージに登場!
会場は、大盛り上がりに包まれました。
我々の完成がギリッギリだった為、
リハーサル残り2日で、新しいギターを投入し、
それまで進んでいたリハでの、
アンプやエフェクターの音色の設定、
PAさんの音作りなどを、恐らく?変更する事になり、
各方面に、ご面倒をお掛けしたかと思いますが、
会場へ観に行った僕としては、ニンマリが止まりませんでした。
結果、
7日間の「アリーナ・ツアー」で、
大森さんがエレキ・ギターをご使用になられた多くの楽曲を、
「Moderncaster T #051」で、弾き捲って貰えました!
良い出音でしたよ、大森さん!
これからもガッツリ!と、
酷使して下さいます事を、
Staff一同願っております。
※ 引続き、当店では「カスタム・オーダーの受付」を行っております。
お値段は、仕様によって異なり、
「¥320,000-(税別)から」となってます。
御希望されるお客様には、店頭にて簡単な"お見積り"も致します。
尚、遠方にお住いの方には、
お電話での御相談(お見積り)も承っております。
お気軽に御相談下さい。
by psychederhythm
| 2020-02-27 15:10