2011年 10月 01日
1961年生まれの「佐橋佳幸さん」と「Fender Strat」。 |

「自分の生まれ年のスラブ・ボードのストラトで、
良いのが有ったら、
イツか欲しいんだよね。」
っと、
それは、もう、
サイケデリズムを始めるズゥ〜っと以前より!?
お話を伺っておりまして…
でも、
佐橋さんの所へ集まるのは.....
「1957年製のStrat」や、
「1964年製のStrat」、
「1969年製のStrat」と、
何故か?
メイプル指板や、ラウンド貼りのモノが多く、
スラブにはカスル事も無く!?
ボク達も、
"この件"に関しては、常に頭の片隅に置き、
長ぁ〜い目で、探しては居たんデスよね。
で、
急に話しが進展し、
現実味を帯びて来た!?…のが、
9月生まれの佐橋さんが、
50才の誕生日を目前に控えた、先々月(8月)に入ってから。
「来月には50になるし、
やっぱ、自分の生まれ年のギターを、
何か1本持っておきたいんだよね。
出来れば、
それがストラトだったら、最高なんだけど。」
っと言うお話を、
再度、耳にしまして。
それから毎日、
"馴染みの海外のディーラー"とヤリトリをし、
日本以外の場所で、
探しに、探し捲ったんスよね。
んで…8月末になり、
海外のとあるディーラーの元に、
「リフィニッシュされた、61年製のStrat」が有るのを発見!!!!!
詳しい話しを聞いてみると.....
そのStratは、
それまで所有していたオーナーが、
1961年に、新品で購入し、
1962年に、ボディのみの塗り直しを行い、
それからズゥ〜っと手放さず、愛用し続けて来た、
"ワン・オーナーもの!?"だったんデスよね。
で、
リフィニッシュ以外に、
フレットの交換と、
フロント&ミドルPUの下がザクられ、
ピックガードを加工し、スライドSWが増設されてる他は、
"オリジナルのまま"だったのデス。
その上、
ネック端末のDateを見ると.....
「1961年の10月製」と判明!
って言ぅ〜ことはぁ???.....
佐橋さんの誕生日と、1月違いじゃん!?
って事で、
早速、"その旨"を佐橋さんへお伝えしますと.....
「よし!それをゲットしよー!」
っと言う話で纏まり、
急いで、海外より輸入して来たのデス。
そして、
ソレが当店に届きましたのが、
先月の13日。
速攻〜佐橋さんへ、御連絡し、
到着時の"現状"をチェック頂いたのデス。
そん時の画像が、
下記↓の2枚になります。


経年変化で、塗面も焼けているので、
色合いとしては、
Fiesta Redと、
Salmon Pinkの、丁度中間的な「赤」で、
強いて例えるなら?.....「Salmon Red」って雰囲気ですね。
その後、
手を入れる箇所を打合せし.....
ペグ、ナット、フレットを交換し、
ボディに開いてたザクリも埋め、
ピックガードはミント・グリーンで作り直す事に。
でもって、
昨夜、やっと完成し!
本日の昼イチに、
佐橋さんが引取りに見えられたのデス。
その際の様子が、
前後しますケド.....
1番上の画像になります。
っつか、
凄く嬉しそ〜でしたねぇ、佐橋さん!
で、近々に、
「山下達郎さん」のツアー・リハが始まるとの事で、
その際に、細かなチェックをされるとの事っす。
'61 ST、
そのまんま、11月のツアーへ連れてって貰えるとイイなぁ。
って事で、
佐橋さんの長らくの御希望を叶えるお手伝いが出来、
ホッ.....っとしたPsyche Staffでアリました。
今宵は、
間違いなく!気分良く寝れるなッ!?.....オレ達。
by psychederhythm
| 2011-10-01 15:45