2005年 09月 09日
Gotoh 6連 Kluson Type Side Hall Pegu |
本日は「マシーン・ヘッド」…そう!弦を巻きチューニングする「ペグ」のお話です。
当店のオリジナル・ギターに"基本スペックとして"搭載しているのが、下の画像の「Gotoh製 6連 Kluson Type Side Hall Pegu」です。
国産パーツ・メーカーの老舗「Gotoh」へ依頼し、特別に製作してもらっているペグです。
当店が、このペグをオリジナル・ギターに採用する利点は下記の2点になります。
◆通常の先割れクルーソン・タイプですと、アーミングやチョーキングの使用頻度が高い場合、弦が引っ掛かるシャフトのエッジ部分が(稀に)磨耗し、1弦がペグの穴から抜け易くなる場合があるのです。
「弦の巻き方が甘い(緩い)からなんじゃないのぉ?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが、そんな事は有りません。
1弦が"スルッ"っと抜け落ち易いペグですと、何度新しい弦に張り変え気合いを入れて巻いて(笑)試してみても、抜け落ちるのです。
この症状がLive本番中に起きたら最悪ですし、未然に防ぐという事も大事なんで、GibsonのLPなどに付いてるクルーソン・タイプ(3×3)の様に、横穴から弦を差込みチューニング出来るペグが欲しいと考え、製作してもらったのが"このペグ"です。
◆もう1つの採用理由は、"弦を通す穴の位置"にあります。
通常の先割れクルーソン・タイプと比べると、このペグは弦を差し巻き始める位置を若干下側に設けているのです。
従って…通常の先割れクルーソン・タイプと比較しますと、弦を巻き、巻き終わる位置が、(同じターン数と仮定し)先割れタイプの物より下側で止まって、弦にテンションが掛かり、その事によって"理想の弦長"となり、中&低音域にガッツ!が出るのです。
「だったら先割れクルーソン・タイプでも、弦の巻き数を多く増やせば同じ結果が得られるんじゃないの?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが…
弦の巻き数を増やす事により、アーミングやチョーキングをした際に起る(弦の緩みが原因による)"チューニングの狂い"という面で、不安定な結果が出てしまうので、その様な方法はお薦め出来ません。
それなら、
「Gotohからシャフトを上下させ、テンションを変えられるペグが出てるんで、それを使えば?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが…
当店としては、あれだけ小さいパーツに、あまり余計な仕組みや動力が掛からない(その分、弦振動を消耗する恐れもあるので)シンプルで(重量が)軽いペグが"鳴りを重視するなら"ベストと考え、このモデルを選んだって訳です。
以上の理由により、当店のオリジナル・ギターには、「Gotoh製 6連 Kluson Type Side Hall Pegu」を採用しております。
尚、単体販売(Nickelのみ)【1Set/¥6,300- (Tax in)】もしておりますので、御希望の方は是非っ!
※"サイズ &ビス穴の位置"は、通常の先割れクルーソン・タイプと同じです。
当店のオリジナル・ギターに"基本スペックとして"搭載しているのが、下の画像の「Gotoh製 6連 Kluson Type Side Hall Pegu」です。
国産パーツ・メーカーの老舗「Gotoh」へ依頼し、特別に製作してもらっているペグです。
当店が、このペグをオリジナル・ギターに採用する利点は下記の2点になります。
◆通常の先割れクルーソン・タイプですと、アーミングやチョーキングの使用頻度が高い場合、弦が引っ掛かるシャフトのエッジ部分が(稀に)磨耗し、1弦がペグの穴から抜け易くなる場合があるのです。
「弦の巻き方が甘い(緩い)からなんじゃないのぉ?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが、そんな事は有りません。
1弦が"スルッ"っと抜け落ち易いペグですと、何度新しい弦に張り変え気合いを入れて巻いて(笑)試してみても、抜け落ちるのです。
この症状がLive本番中に起きたら最悪ですし、未然に防ぐという事も大事なんで、GibsonのLPなどに付いてるクルーソン・タイプ(3×3)の様に、横穴から弦を差込みチューニング出来るペグが欲しいと考え、製作してもらったのが"このペグ"です。
◆もう1つの採用理由は、"弦を通す穴の位置"にあります。
通常の先割れクルーソン・タイプと比べると、このペグは弦を差し巻き始める位置を若干下側に設けているのです。
従って…通常の先割れクルーソン・タイプと比較しますと、弦を巻き、巻き終わる位置が、(同じターン数と仮定し)先割れタイプの物より下側で止まって、弦にテンションが掛かり、その事によって"理想の弦長"となり、中&低音域にガッツ!が出るのです。
「だったら先割れクルーソン・タイプでも、弦の巻き数を多く増やせば同じ結果が得られるんじゃないの?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが…
弦の巻き数を増やす事により、アーミングやチョーキングをした際に起る(弦の緩みが原因による)"チューニングの狂い"という面で、不安定な結果が出てしまうので、その様な方法はお薦め出来ません。
それなら、
「Gotohからシャフトを上下させ、テンションを変えられるペグが出てるんで、それを使えば?」…なんて思われる方も居らっしゃるかと?思いますが…
当店としては、あれだけ小さいパーツに、あまり余計な仕組みや動力が掛からない(その分、弦振動を消耗する恐れもあるので)シンプルで(重量が)軽いペグが"鳴りを重視するなら"ベストと考え、このモデルを選んだって訳です。
以上の理由により、当店のオリジナル・ギターには、「Gotoh製 6連 Kluson Type Side Hall Pegu」を採用しております。
尚、単体販売(Nickelのみ)【1Set/¥6,300- (Tax in)】もしておりますので、御希望の方は是非っ!
※"サイズ &ビス穴の位置"は、通常の先割れクルーソン・タイプと同じです。
by psychederhythm
| 2005-09-09 18:45